母親の腸内細菌と母乳

2013年8月「Environmental Microbiology」にスイスのクリストワ・ラクロウ教授らが、 良いバクテリアは母乳を通して母親の腸から赤ちゃんの消化器系に到着することを発見した、と発表しました。

腸内細菌は、最近アレルギーの分野を中心に、人体の健康をつかさどる上で非常に大切な要素であると分かってきました。

では、赤ちゃんの腸内細菌群はどのようにして構成されるのかという疑問が生まれ、調べてみると、先日のブログに記載した通り、分娩時膣内から口に入る事からスタートする事はわかったのですが、その後はどうかという疑問にこの研究が答えてくれました。

この研究で教授は、「どのような経路で、母親の腸から母乳へ腸内細菌が移動するかは分からないが、いくつかの検査で証明されるように間違いなく同じ菌が検出される。」と述べています。そして、「母乳中の菌は、赤ちゃんの腸の栄養バランス確立に関与し、腸の障害を防止する。」と述べています。

腸内細菌群は、食事内容で人により大きく異なります。赤ちゃんを健康に育てるためには、よい腸内細菌を送ってあげるという意味でも、お母さんの食事内容を良くすることが大切ですね。

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