お金と天然林と私たち

この会議室の広さぐらいの直径約3mのブナの巨木もありました。。。。
あれを残しておいたら、今頃世界遺産で観光資源になるぐらいのすごい価値があったと思いますよ。無学の人が伐ったのじゃありませんよ。代々、大学の林学科を出ている林業の大家と言われる人が伐ったのです。何でこんな樹齢数百年もあるような巨木の山を残しておこうと思わんかったんか、残念でなりませんよ。

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巨木を1本倒すたびに、リスなどいろんな動物がどっと上から落ちてきてもうすごかったらしい。多くの生き物が巨木を棲家にしているのです。1本伐るのにチェンソーで1週間はかかったと聞いています。あの頃、森の動物たちのことを心配する声は聞かなかったね。

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山を杉の人工林にしてから約100年後の1976(S51)年の台風で、山が大崩壊して大災害となったのです。村民も数人亡くなりました。巨木の切り株が腐ったのか、あっちでもこっちでも拡大造林で杉を密植した山が崩れ始めました。。。。。。拡大造林のために皆伐した広葉樹の木はパルプに出したね。製紙会社が二束三文で買い取ったから、山持ちはあまり儲からなかったと思いますよ。

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最近豪雨災害で山が崩れているでしょう。99%拡大造林が原因ですよ。もう一つは、拡大造林と同時に進行した林道です。林道を造るとそこからどーっと山が崩れるんです。急峻な山に幅の広い道路を造ってはいかんのですよ。林家は軽四が入るだけの2m幅の林道が欲しいのに、4m幅以上でないと補助金がでないのです。その理由は、ダムや林道を造ったら、建設費の約5%が保守系の国会議員などに入る仕組みができているからです。。。。。。。

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村長になってびっくりしましたが、首長は土建屋の下設けも同然でした。土建屋の全国組織があり、首長たちはその地方組織の会員になっていました。砂防会館が東京にあります。業者は最終的にはその関係の組織に献金する仕組みに当時はなっていました。県の職員たちも、転勤の祝に金一封を協会からもらっていましたね。。。。。。。。

実践自然保護団体 一般社団法人 日本熊森協会 くまもり通信95号より抜粋
2018年3月15日の藤田 恵氏のお話から
藤田 恵
1939年、徳島県木頭村(現那賀町)生まれ。1993年、木頭村長に就任。2000年、建設省が長年計画してきた細川内ダム計画を中止させた。巨大ダムの初の建設中止例となる。

落ち葉のない人工林スポット↓

♡水源の豊かな森を次世代へ!

スギ・ヒノキの放置人工林が土砂崩れや沢涸れの原因に
戦後の拡大造林政策で、天然林を伐採し、奥地の奥地まで植えたスギ・ヒノキの人工林ですが、2/3が、間伐も
伐り出しもできず、放置されて大荒廃しています。

放置人工林の内部には日光が入らないため、下草が消え、雨で表土が流出。保水力が低下し、谷川の水量も激減。生き物の棲めない死の森となっています。豪雨のたびに山が崩れ、大変危険です。

♡造りすぎてしまった人工林
1/3は林業に残し、2/3は自然に戻そう!

木材需要は減少しており、人工林の面積を減らしてもまかなえると、林野庁も認めています。
森林環境税が、今、本当に必要なことに使われるよう、参道者拡大にご協力ください。

Change.orgよりネット署名を開始 https://chn.ge/2JsWbSW  8月23日1200名

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